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自分史年表は、未来へ続く。 

自分史年表ができあがったからといって、人生が完結してしまうわけではありません。
これからもずっと人生は続いていくわけですから、ここまでの自分史年表は、「自分史年表vol.1」の完成であると同時に、「自分史年表vol.2」の出発点だと考えられます。

過去の自分史ができあがったら、これからは、未来の自分史年表を作っていきましょう。

自分史を書く目的は、いままでの自分の人生を記録して記憶すること。
つまり、過去の人生を集大成することだと考えるなら、このあと続く人生は、過去よりもっとよくなるはずですよね。

自分史年表を作ったことで、自分像がくっきり見えてきていることでしょう。
自分の行動パターンがわかれば、悪い行動パターンから抜け出す方法もわかります。
また、人生でこれをもっと活かしていきたいと思う「あなたの強み」も明確になりますね。
ここはちょっとなんとかしなければと思う「あなたの弱み」も見えてくることでしょう。

自分がよくわかるようになると、このあとの人生をよりよくするにはどうすればよいかも、見えてくるのではないでしょうか。

自分史を書いたあとのあなたの人生は、いままでより悪くなるはずがない。
過去は変えられませんが、未来は変えられます。
過去の自分データを活用して、これからの人生をこうしていきたいというビジョンを持ちましょう。
どんなビジョンでも叶えられるのが、未来の自分史ですからね。
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自分史年表で、自分データと向き合う。 

毎日の忙しい暮らしを最優先にして生きていると、自分を客観的に見る機会はなかなかありません。

自分史年表がだんだんできあがることは、過去の自分データが揃うことです。
自分がこれまで過してきた人生を、データとして客観的に見ることが可能になります。
「そういえば、あんなことがあったなあ」と過去を懐かしく思い出すだけではありません。
自分の過去を連続的に見ることで、自分の行動のパターンや、対人関係の傾向なども見えてくるようになります。

それまでは過去のある時点に起こったこととして、点として認識してきた出来事。
自分の歴史を俯瞰してみることで、過去の一つ一つの出来事につながりあることに気づくこともあるのではないでしょうか?

大勢の人の前でなにか話さなければならないとき、緊張するとか。
知らない人に親切にされると、ついつい警戒してしまい、素直になれないとか。
異性との関係がいつもギクシャクしてしまうとか。

いまの自分が取ってしまいがちな行動のパターンを振り返ってみると、子供の頃から同じようにやってきたなあと、気づくことがあるのではないでしょうか。
いまの自分の嫌なところ、情けないところ、子供の頃のあの出来事が原因だったのかもしれない。そんな発見もあるかもしれませんね。

記憶の収納棚を作るのが自分史年表の役割でした。
それがきちんと整理されてできあがっていくと、今度はそこに入っているデータを全部点検することで、離れた棚に入っている記憶のあれとこれがつながっていたことに気がつくかもしれません。

たとえば、自分にとってトラウマになっていること。
その原因を過去の自分データのなかに発見することも可能になります。
自分の人生の総点検ができるのも、自分史年表の効用かもしれませんね。

家族の歴史も、聞いてみよう。 

しっかり家系図が残っていて、先祖代々の記録がわかっているという由緒正しき一族の方もいると思うのですが、最近では一代前の祖父母のことがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

自分史を書くことを契機として、家族の歴史を掘り起こしてみましょう。

あなたのお父さんやお母さんの子供時代のこと。
住んでいた場所。どんな時代だったか。
お父さん、お母さんの家族構成は。
仕事人として、どんな人生を送ったのか。
お父さん、お母さんのそのまたお父さん、お母さん、つまり、おじいさんやおばあさんはどんな人で、どんな仕事をしていて、どんな生活をしていたのか。

あたりまえ過ぎて聞こうと思わなかったこと。
自分とは関係ないと思って見過ごしてきたこと。
あらためて聞いてみると、はじめて知るお父さんやお母さんの話もあるはず。
こんなことを考えていたのか。こんな人だったのか。
新たな発見とも出会えるはずです。

ここで聞き出したことは、あなたの自分史年表を埋めるだけではなく、あなたの娘や息子、次の世代に伝えていく、あなたの「家の歴史」になります。
先祖と子孫の、ちょうどまん中にいるあなただけにしかできないことです。
あなたが残さなければ消え去ってしまう記憶です。
アクションを起すなら、いましかありません。
ぜひ、楽しみながら、家の歴史を聞いてみてください。

自分自身を取材する。 

自分史年表を作りあげようと思うときに、最初に立ち往生してしまうのは、脳が発展途中の、誕生から5,6歳までの時期ではないでしょうか。
書こうと思っても、この時期のことについて書ける記憶はまったくない。
自分史年表ノートの白いページを埋める出来事を、自分で覚えている方はほとんどいらっしゃらないでしょう。
でも、自分史年表の、この5年分が白紙になってしまうのは、あまりにも残念です。

幸いなことに、この時期、ビジュアル情報は豊富にあるのではないでしょうか?
カメラ市場の販売戦略では、子供の誕生はもっとも重要なセールスチャンスですから。
第一子誕生をきっかけに、一眼レフを買った。ビデオカメラを買った。デジタル一眼を買った。デジタルムービーを買った。
新しい映像機器で、新しい家族を撮ろう。
そう思う方は多いはずです。

時代を遡って、あなたの誕生をきっかけに、カメラ(その頃はフィルムカメラですよね?)を買って、病院のガラス越しから、目が明かない赤ん坊を撮りまくったお父さんもいたことでしょう。

病院のベッドでお母さんと。退院して家族と。はじめての沐浴。
はじめてのハイハイ。はじめてのつかまり立ち。はじめての一歩。
お宮参り。初節句。公園デビュー。お誕生日。
寝顔、泣き顔、笑顔、びっくりした顔。
お母さんと。お父さんと。おじいちゃんと。おばあちゃんと。お兄ちゃんお姉ちゃんと。ペットと。

あなたが写っているけど、あなたの記憶がない写真が、たくさんあるのではないでしょうか?
それをもとに、ご両親がご健在なら、あなた自身を取材してみましょう。

その写真が撮られたときの状況。その頃の、お父さんお母さんの生活。住んでいた町や家のこと。
あなたが知らないことをここでしっかり聞き出してみましょう。

便利なポストイットを活用する。 

入れ場所がよくわからないときは、とりあえずポストイットに思い出せるだけの記憶のキーフレーズを書いておくとよいでしょう。

「行った場所」「一緒にいた人」「なにをした」「どんな気持ちがした」「いつ頃」などの、単語だけでも、断片だけでもOKです。

書き込むポストイットは付箋に使う小さいサイズのものではなく、メモ用に使う大きなサイズ(75x75mmくらい)のものが使いやすいと思います。

むかしの記憶ほど曖昧な部分が多くなると思いますが、キーワードだけでもよいので、書き留めておくことをおすすめします。

覚えてはいるが、いつのことだったか判然としない場合は、とりあえず「小学校低学年」の頃とか、「物心ついてから、幼稚園に入るまでの間」とか、幅をもたせておきます。
自分史年表ノートのそのあたりに、ぺたんと貼っておきましょう。
いずれ、自分史年表の情報量が増えていくにつれて、収納場所がわからなかった記憶も、前後関係から納めるフレームがわかってきます。
貼ってはがせるポストイットですから、移動は簡単。
整理していくうちに、その出来事が起こった年を確定できれば、確定できたものからどんどんノートに書き込んでいきましょう。

そして、自分史年表の全体像ができあがるにつれて、「自分を知ることは、楽しい」と思うようになるはずです。



記憶の収納棚を埋めていく楽しさ。 

自分史年表を作ること。
けっこう面倒くさくて、ここで嫌になってしまう方もいるかもしれませんね。
でも、年表は大変なところを乗り越え、ある程度できあがってきたら、自分史創りの最強ツールになっていきます。

自分史年表は「記憶の収納棚」です。

脳の中には、いろんな記憶がごちゃまぜに入っています。
すごく重要なのに潜在意識の下の方に追いやられている記憶。
全体像を忘れてしまったけど一瞬のシーンだけ何度も思い出す記憶。
忘れてしまいたいのに思い出すたび嫌な気持ちのさせられる記憶。
いろいろな状態で乱雑に詰め込まれています。

それを、1年ごとに収納フレームを作っておき、記憶を収納れば、入れる場所が一目瞭然になりますよね。
どこに入れればいいか、よくわからないときは、前後のフレームに入っているものを見れば、どこに入れればぴったり収まるのかがわかります。
一つずつ、収まるべき棚に収めていこうというのが記憶の収納棚、自分史年表を作る目的です。

モノの収納の場合と同じです。
整理されないまま、モノが乱雑に積み上げられていると、なにか取りだしたいときは、それこそ、上のものと下のものをひっくり返して探すことになります。
きちんとモノが整理されていれば、取り出したいものを一瞬で取り出せます。
あらたに収納するものが出てきても、どこに入れればきちんと片づくのか、一目瞭然ですね。

整理がすすめばすすむほど、ますます整理の能率があがり、整理することが楽しくなります。

私の記憶の「ビューティフルライフ」 

ある出来事が手がかりとなって、芋づる式にそれに関連した記憶が甦ってくることは、誰にでもあることではないでしょうか。

私にも、ある時代、ある出来事と強固に結びついた記憶があります。
2000年の春に、「ビューティフルライフ」というドラマがありました。
このドラマは、木村拓哉、常盤貴子主演ということでオンエア前から注目されていたのですが、最終回にかけて加速するように、ぐんぐん視聴率が上がっていったのですね。
私は1回目からずっと見ていましたが、ドラマ終盤は、月曜朝、会社での挨拶は「昨日、見た?」だったりする、異常な盛りあがり方を見せていました。

そして、ちょうど最終回の週、私の会社では、韓国へ2泊3日の社員旅行へ行くスケジュールになっていました。当時、ちょっと会社がバブリーな時代だったのです。
週末に出かけて、ソウル市内観光、宮廷料理、足つぼマッサージなどを楽しんで、戻って来たのが「ビューティフルライフ」オンエア当日の夕方。
中途半端な夕方の到着なので、一緒に行った同僚たちと軽くお茶をして、旅の余韻を楽しむつもりでいたのですが、彼女たちは、口々に「ビューティフルライフ。まだ、間に合う。見なきゃー!」と叫んで、蜘蛛の子を散らすように去っていきました。その後ろ姿が、鮮明に目に焼き付けられて、忘れるに忘れられない記憶になりました。

いま、ウィキペディアを見てみると、「ビューティフルライフ」の最終回は2000年3月26日。つまり、私の韓国旅行は2000年3月24日から26日だったわけですね。
最終回の視聴率は41.3%。その中に、私の同僚たち数名が入っていたわけです。
ちなみに、私は事前にちゃんとビデオセットして出かけましたので、あわてず騒がず帰宅してからゆっくりビデオで見ました。

そんなわけで、私はこの記憶を、自分史年表の2000年の収納棚に、しっかりと収納しておくことができます。ソウル観光も忘れられない思い出になっています。

こんなふうに、一つの記憶を手がかりに、それに関連した記憶をどんどん広げていくことができます。
そのために、収納棚としての自分史年表を、しっかり作っておきたいのです。

自分史年表は、記憶の収納棚。 

A5ノートに、自分だけの自分史年表を作ることは、結構手間ひまかかります。
50年の人生だったら50年分年表を作るわけですから、たしかに面倒くさい作業です。30年分くらいだったら、まだ助かるんですけどね。

でも、なぜこの面倒な作業が必要かというと、自分史年表を作ることは、記憶の収納棚を作ることだからなのです。

前にも書きましたが、人間の記憶には濃く覚えている記憶と、なぜか曖昧に、薄くなってしまった記憶がありますよね。
たとえば、ある時代にすごく仲よくしてもらった友人なのに、どうしても名前が思い出せないとか。家族でどこか滝のある風景を見たのだけれど、どこへ行ったのか思い出せないとか。
そういう薄れてしまった記憶を甦らせるために、記憶の収納棚としての自分史年表を作りあげたいのです。

1年ごとに仕切りの付いた記憶の収納棚を作り、その年の出来事を書き込んだ、収納棚のフレームを作ります。その棚の中に、あなたのその年の記憶をどんどん収納していきます。
時系列の順番にこだわる必要はありません。
記憶が濃いところから、思い出せるところから、どんどん書き込んでいきましょう。
フレームの中に一つずつ入れていくことで、記憶を整理し直して、取り出したいときにはすぐ取り出せるようにします。

A5ノートで、自分史年表。 

さて、自分史年表の作り方について説明します。
まず、A5(210x148mm)のノートを1冊用意します。
もちろん、B5でもA4でもかまいません。
でも、このノートは、今後つねに持ち歩き、なにか思いついたことがあったらすぐ開いて書き込むという使い方をしますので、できればコンパクトに、少々厚みが増しても重くならないようにしておきたいのです。
私の経験では、A5で30枚くらいの厚さのノートがいちばん使いやすいと思います。1冊で足りない方は2冊用意してください。

このノートを自分史年表にするために、1見開き分を1年分に使っていきます。
ノートの左ページに、その年の主要な出来事、社会、政治、国際問題、流行っていた歌、映画、TVドラマ、ベストセラー本などなど。その年がどんな年だったのか想起できるようなことを書き出していきます。

その年の情報を集めるには、インターネットを活用しましょう。
ウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/ )で、1年ごとに検索していってもいいのですが、私の場合は、
「戦後昭和史」(http://shouwashi.com/
というサイトのお世話になっています。ここでは、世相、風俗、文化など、いろいろな項目で、年ごとの出来事を調べることができます。
残念なことに、このサイトは平成史をカバーしていません。いま、使えそうな平成史年表をネットで探索中です。

年表には細かすぎる情報もありますので、興味を持てるものだけ選んでもいでしょう。
時間があれば、一つ一つ手書きで写していけばよいのですが、書くことで時間を使うのももったいないと思うのでしたら、プリントアウトしたものを左ページにドーンと貼ってしまいましょう。

右ページの上の方は、その年のあなたの基本情報を書き込んでください。
学生時代なら、何歳。学年。担任の先生。部活などなど。
就職後なら、会社の部署。役職。携わった仕事などなど。

年表作りは、結構手間も暇もかかります。「そんなの面倒くさい」という方には、既製の本で年表になっているものもあります。

たとえば、
藤田敬治
脳を活性化する自分史年表

この本は、私が作りたい年表ノートのイメージに非常に近くて、1年で見開き2ページの構成になっています。
横書きの左ページにその年の出来事が記載されていて、右ページの空欄に、その年の自分のことを記入するようになっています。
既製の年表としては、実によくできています。
でも、これだと、「思いついたらすぐ書く」「会議中でもこっそり開く」「忘れないうちに、書く」という趣旨には合いません。

最初は面倒だと思っても、自分で手作りしたA5ノートが、のちのち価値を増してきます。
まずは、作りはじめましょう。

自分史の醍醐味、自分史年表とは。 

個人出版の自分史本には、出生から現在にいたるまでの詳しい年表を載せていらっしゃる方がいます。
特に戦時中に幼少時代を過した方、それより少しお若くなりますが、団塊の世代の方は、自分史年表をたいへん丁寧に作っていらっしゃいます。
それまでの半生を振り返り、良いことも悪いこともすべてを後世に残そうという意志が感じられます。

しかし、私が提案する自分史では、年表をそのまま掲載することを意図してはいません。
現役世代にとって、自分史年表の位置づけは、ご年配の方々のそれとは少し異なるのではないかと思います。

たとえば、60歳の方が学生時代のことを振り返るとき、それはもうすべて過去の出来事として客観的に見ることができるでしょう。
でも、30歳の方が振り返ったとしたら、それはまだまだ現在の自分と深い関係にあるはずです。
学生時代があって、就職し、いまの仕事をしている。
その連続性、因果関係は、まだまだ生々しく感じられるものかもしれません。

現役世代の自分史年表は、過去を振り返ること以上に、自分の記憶の空白部分を埋めていくことに意味があるのだと思います。
自分史年表を作っていくと、ある年は、たいへんたくさんのことが記入できるのに、ある年は、まったくなにも思い出せないということが出てきます。

その空白にある、忘れてしまったこと、もしくは忘れたいことを思い出して、自分自身の全体像を構築することが、現役世代の自分史年表の目的なのではないでしょうか。

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