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最貧国でビジネスを。『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』山口絵里子 <自伝・自分史・その周辺31> 

山口絵里子さんが創りあげたマザーハウスのミッションは、

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」こと。

世界最貧国のバングラデシュの人々に、公正な経済活動で「希望の光を灯す」ために、困難な起業に挑戦した女性のストーリーです。

若い起業家が書いた本を読むと、いかに社会の偏見や悪しき慣習と闘ったかを訴えるために、自分自身の不勉強や犯した過ちに蓋をしようとする傾向があるように思います。
非常に生々しい部分と、上面だけをなぞった部分が混在するサクセス本は、正直言って読みづらいものが多いようです。

23歳から25歳の二年間という短期間の出来事を、26歳で書いたという奮闘記です。
その臨場感のせいでしょうか、失敗を重ね、度重なる裏切りに打ちのめされながら、困難を一つ一つ克服していく山口さんの挑戦を、ドキュメンタリーとして見せてもらう感覚の本になっています。

バングラデシュの国情は、日本の安定した社会からは想像もできません。
よりよい生き方をもとめる意志が、悪らつな環境やなにごとにも賄賂が必要な国のしくみによってことごとく踏みにじられます。

 貧しさは生活の至るところで人間を傷つける武器として現れた。
 その度に、どんなに変えたくても変えられない現実があるんだと思い知った。

 みんな生きるために生きていた。
 そこに生まれなければ発揮できたはずの沢山の可能性がある。
 しかし、正義や努力が日の目をみない腐った社会でも、自分の生きる道を何とか切り開き、力強く、生きていた。

山口さんは日本人にバングラデシュの実情を知ってもらうために、ほとんど唯一の産物であるジュートを使った「かわいいバッグ」を作ることを思いつきます。
「かわいい」とか「品質」とかという概念を持たない職人たちと寝食を共にしながらバングラデシュ発のブランドを創り上げます。

それを日本で売ることも容易ではありませんでした。
あるとき、インターネットで注文を受けたジュートバッグを、住所が近所だからと手ずから届けに行きました。
受け取ったお客さまが山口さんにかけた言葉に、彼女は夢の実現を実感しました。

「大事に使うわね」

 このバッグで、この人とバングラデシュが繋がった。
 このバッグによって結ばれたんだ。
 大袈裟な言い方かもしれないけれど、私はそんな“何かが生まれた”感覚を、すごく強く心に感じた。

「裸でも生きる」というタイトルは、あまりにも気負いすぎではないかと思いましたが、あとがきの言葉で、すべてを納得させてくれます。

 他人にどう言われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く。
 それが、バングラデシュのみんなが教えてくれたことに対する私なりの答えだ。



コメント

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