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『コピー年鑑』は、コピーの参考書。 

前項に書いた5の「実際に書いたものを参考にすることができる」ということについて補足をさせていただきます。
コピーライターの業界には、前年度に世に出た優れた広告作品をまとめて、毎年出版される『コピー年鑑』なるものがあります。
軽めの漬物石くらいの重さで、お値段も大二枚ほどの大型本なので、なかなか個人では購入できませんが、広告関連の会社にはだいたい年鑑が揃っています。

いうなれば法律の判例集のようなものですね。
昨年度、どんな裁判があって、どんなことが問題になり、どんな判決が出されたかがわかるようまとめてある。時代によって変わる判決の傾向もわかるようになっているのだと思います。

『コピー年鑑』では、前年度にどんな広告が出て、どんなビジュアルでどんなコピーが書かれていたか。そして、その制作に携わったスタッフがすべてわかるようになっています。

コピーライターにとってたいへんありがたいことに、掲載されている広告は、キャッチフレーズのみでなくボディコピー(本文)も読めるように印刷されています。
これが、参考書でもあり、虎の巻にもなります。

また、コピーには、これまでどこかで使われたコピーと同じものを使ってはならないという原則があります。
「すごくいい表現を思いついた!」というときには、過去に同じようなコピー表現がされていないか、『コピー年鑑』何年分かをチェックします。
『コピー年鑑』を繰り返し読んでいると、気に入ったフレーズがいつの間にか、脳に刷り込まれてしまって、あるとき自分が考えたフレーズであるかのように、ふっと出てきてしまうことがあるのです。
あまりにもでき過ぎたコピーが生まれたときは、他の人から、「このコピー、前にあったよ」と言われないように、逆に要注意です。

コピーライターのバイブルのような本が『コピー年鑑』なのです。

私は、広告コピー以外の長文を書くようになって、「なぜ、普通の文章に、コピー年鑑みたいな本がないのだろう?」「どうして誰も出版しようと思わないのだろう?」
とても、不思議に思いました。
(この項、まだまだ続く)

↓これが2009年のコピー年鑑です。



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