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鳥の目で見る。虫の目で見る。 

視点を変えてもっと意図的に書くことを考えてみましょう。

「鳥の目 虫の目」というのは、たしか寺田寅彦が書いていたことだったでしょうか。
「科学者は、鳥瞰図的に見る鳥の目と、接眼レンズ的に見る虫の目を両方持て」というようなことが書かれていたのだと思います。
小学校の教科書にも採用されていると聞いたことがありますが、この「鳥の目 虫の目」という考え方は文章修業中のスローガンとしても、実に効果的です。

「鳥の目で見る」とは、物事を俯瞰的に見ることですね。
対象とする物事だけでなく、周辺にあるものも含めて、広く見ることになります。

「虫の目で見る」とは、接写レンズで見るように、対象をクローズアップして見る見方です。

実際に、あなたが体験したある出来事は、あなただけの体験です。
でも、別の見方をすると、それは、ある時代の、ある社会の、多くの人が体験する出来事の中の一つというふうに見ることもできるでしょう。

たとえば、中学生時代の修学旅行のことを具体的に書くことを考えてみましょう。
その体験が30年前のことだとしたら、日本の経済状況や社会情勢によって、さまざまな影響を受けています。修学旅行という個人的な体験も、その年代の人の共通体験として位置づけられるのではないでしょうか。

「鳥の目」で見ることで、その時代の雰囲気や、流行っていたもの、生活水準など、同じ時代を生きてきた人ならわかる共通感覚を思いだすことができるでしょう。
鳥の目で、対象から離れて、見る見方が有効になります。

そういう時代の、そういう社会の中で体験した修学旅行ですが、それはあなた自身の体験であり、自分だけしか描けない特別のものでもあります。
それを描くときは「虫の目」で。離れて見ていたときに見過ごしていた細部を丁寧に見る見方が生きてきます。

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