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日記エッセイに挑戦する。 

アンネ・フランクの日記は、手紙という形式を取っていました。
日記に語りかけるという文学的な手法が、14歳のアンネには「手紙」だったのですね。
手紙文学という形式もあります。
誰かと文通をしている想定で、書き送った手紙を並べた小説には、古今東西の名作があります。
ストーリーが往復書簡の形式で進行するものもありますが、多くの場合、一方の手紙だけを並べたものが多いような気がします。
相手から届いた手紙の内容を受けた返信で、書かれていない部分を想像させるのが、手紙文学のおもしろさかもしれません。

でも、「そこまで日記を創作する気はない」と思うなら、いっそ、「日記エッセイ」という形式はどうでしょう。

日々の出来事を書くには書くのだけれど、そこにテーマ性を持たせてみる。
ただ事実を書き連ねるだけではありません。
その日、気になった出来事の中から象徴的なテーマを選び、それを題材にして四百字詰め原稿用紙1枚分くらいの、短めエッセイを毎日書いていく。

私が知っている日記エッセイの達人は、落合恵子さんですね。
ごく普通の日常生活の中から、さっとすくい上げたテーマで、丁寧に自分の感情に向き合い、最後は大人であることの幸福感を感じさせる結論に持っていく。
土曜日の朝日新聞朝刊に、『積極的その日暮らし』と題した連載を持たれています。
毎週その連載を読むと、こんなふうに日記エッセイが書けたらいいなあと、うなってしまいます。

日記エッセイ、「えーっ、大変そう」と思いますか。

たしかに、最初は大変です。
慣れないエッセイを書くのに、1時間かかってしまったとか。日記なのに、やってられませんね。
書きはじめてはみたけど、どう結論付ければよいのかわからなくなって、最後までまとめられなかったとか。

最初はラクには書けないでしょう。
でも、それも慣れです。
続けていけば、だんだんかきやすくなります。
仕事中も、通勤中も、「今日は日記になにを書こう」と、頭の片隅でネタ探しをするようになります。
同僚が言ったおもしろいセリフ。
はじめて行った店の安うまランチ。
外出先の会社で出会った不思議なオジサン。
ショーウインドウで見かけた新製品。
ふと感じた季節の変化。

そのネタをテーマに、どんなふうに料理して、日記エッセイに仕上げようかと思いをめぐらせるのは、帰りの満員電車を至福の時間にします。

休まず書いたら、1年で365編のエッセイ集ができあがります。
エッセイが少しずつ書きたまっていく快感は、何物にも換えがたいでしょう。

そして、1年これを続けたら、あなたの文章力は、確実に1年前の三倍くらいになっています。




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