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強み体験エッセイで、感動を伝える。 

「感動しました」と締めくくられた文章に、人は感動しないものだということを書きました。

あなたが感動した出来事を、一つの料理だと考えてみてください。
あなたは、それを味わい、食べ尽くし、「ああ、おいしかった」と思いました。
でも、「おいしかった」と言うだけでは、そのおいしさを人に伝えることはできません。

その料理をいつ、どこで、誰と食べたのか。
その料理には、どんな食材が使われていたか。
どんな皿にどんなふうに盛りつけられていたか。
目に飛びこんでくる色はどんな色だったか。
料理人の工夫がどこに出ていたか。
どんな香りがしたか。
舌に置いたときの食感はどうだったか。
味わいはなにに似ていたか。
のどを通るときの感覚はどうだったか。

その料理によって刺激を受けた、あなたの五感を総動員して、思い出せる感覚をすべて思い出して、やっとのことで、その料理のおいしさが再現できるのかもしれません。
「おいしかった」のひと言では伝わらない料理のおいしさを、あらゆる側面から描き出すことで、あなたが食べた料理のおいしさを、食べていない人に伝えることができるようになります。

あなたが体験した出来事を、一つの料理だと考えてみてください。
その出来事を、いつどこで体験したのかから、丁寧に思い出していってください。
出来事の細部を映像的に思い出していってみましょう。
あなたの目に、どんな映像が映っていましたか。
そのとき、あなたの耳に聞こえてきたのは、誰かの話し声ですか。
あなたが感じた季節の雰囲気はどんなものでしたか。

微に入り、細に入り再現することで、はじめて、あなたがなぜ「感動した」のかを、あなた以外の人に伝えることができるようになるのです。

「強み体験エッセイ」を書くときに、「感動した」関連の言葉を一切使わずに、感動できる文章を書くことを意識してみてください。
座右に、「禁・感動」と書いて貼り出しておいてもいいでしょう。

「おいしかった」と書かずに、その料理がどのくらいおいしかったか、伝えるように、「感動した」と書かずに、あなたの感動が伝えられるようになったら、これからあなたが書く文章には深みと味わいが増していくと思います。

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