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人生経験のパワーだ。『くじけないで』柴田トヨ <自伝・自分史・その周辺75> 

身体は老化します。
骨にすが入り、皮膚はしわばみ、関節はこわばります。
どんなに身体が衰えても、感性は萎縮することはない。
柴田トヨさん、99歳の詩を読むと、なんだかうれしくなります。


 先生に

 私を
 おばあちゃん と
 呼ばないで
 「今日は何曜日?」
 「9+9は幾つ?」
 そんな バカな質問も
 しないでほしい
 「柴田さん
 西条八十の詩は
 好きですか?
 小泉内閣を
 どう思いますか?」
 こんな質問ならうれしいわ


そうそう。
どんなおばあちゃんでも、一つの個性として向き合ってください。


 自分に

 ぽたぽたと
 蛇口から落ちる涙は
 止まらない

 どんなに辛く
 悲しいことがあっても
 いつまで
 くよくよしていては
 だめ

 思いきり
 蛇口をひねって
 一気に涙を
 流してしまうの

 さあ 新しいカップで
 コーヒーのみましょう


たくさんの悲しみを経験したあとの、やさしい平穏が人生を豊かにするのかもしれません。


 朝はくる

 一人で生きていく
 と 決めた時から
 強い女性になったの
 でも 大勢の人が
 手をさしのべてくれた
 素直に甘えることも
 勇気だと わかったわ
 (私は不幸せ……)
 溜息をついている貴方
 朝はかならず
 やってくる

 朝陽も
 射してくるはずよ


トヨさんは。99歳の、きっとかわいいおばあちゃんなんですね。
こんな人に、「朝はかならずやってくる」と言われたら、頑なな心も溶けていきます。




自分史の本棚
http://booklog.jp/users/jibunworks

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