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リフレーミングの教科書 『こころのチキンスープ 愛の奇跡の物語』ジャック・キャンフィールド/マーク・V・ハンセン <自伝・自分史・その周辺87> 

「リフレーミング」という言葉があります。
心理学カウンセリング用語で、「枠組みを付けなおす」という意味です。

人間は、ある事柄について、すべての人が同じものの見方をするわけではありません。
同じ出来事を体験しても、焦点を当てる場所が人によってまったく異なることもあります。

カメラマンや画家は、木やプラステックでできた20センチ四方くらいの四角いフレームを持っています。
風景や対象にその枠を当てて、これから撮る写真の画角を決めたり、風景の構成を決めたりします。
カウンセリングにおける「リフレーミング」は、まさにそれです。

「あなたが一生懸命見ているその部分ではなくて、こっちにフレームを当ててみるとすごくいい感じの風景になるでしょ」

上手くフレームが当てられると、これまで信じ込んできた意味付けががらっと変わり、大発見の気づきになることがあります。

この本に収められた短い(実話といわれる)ストーリーのほとんどは、リフレーミングの手法で書かれています。
「そうか、そう考えればいいのか!」
気づきの多い本になっています。

『理想の兄』というストーリーがあります。

兄からクリスマスプレゼントに新車をもらったポールは、街で一人の少年に話しかけられます。
「この車、おじさんのかい?」
ポールの、兄に買ってもらったという答えに、少年は「うわあっ、すごいなあ! ぼく…」
「ぼく……」のその先は、「ぼくにも、こんな兄さんがいたらなあ」という言葉を予想したポールは、自分の耳を疑います。
「ぼくね、おじさんの兄さんみたいになりたいなって思ったんだ」

不思議なことを言う少年に興味を持ったポールは、少年を家まで送ります。
車を降りると、
「あそこに階段がついている家が見えるだろう? そこでちょっと待っててくれる?」
近所の人にこんな大きな車で帰ってきたところを自慢したいのだろうと思っていたポールの予想は、またもや裏切られます。

 しばらくすると、少年が身体の不自由な弟を背負って出てきたのだ。
 弟を階段の一番下に座らせ、車がよく見えるように弟の身体をささえた。

 「ほらバディー、見てごらん。さっき言ったとおり、すごい車だろ。
 そこにいるおじさんの兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。
 それも、まるっきりタダでくれたんだって。お前も待ってなよ。
 兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をお前に買ってやるからね。
 そしたら、いつも話してるクリスマスのきれいな飾りを、その車に乗って見に行こうね」


新車をタダでもらったポールより、弟に新車を買える兄の方が、断然幸福だと、リフレーミングが教えてくれます。

もう一つ、立ち読みでもいいので、これだけは読んでほしいのが、170頁です。
「できない」君、さようなら
読まれた方は、ぜひ、感想を教えてください。

家族と、友人と上司や同僚と話すときに、まるまる使えるリフレーミングの教科書です。



自分史の本棚
http://booklog.jp/users/jibunworks

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