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頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。<自伝・自分史・その周辺 番外編> 

今回ご紹介するのは「本」ではありません。

私が書いているもう一つのブログ
「素敵な人に会いました」
で、
被災者に、「がんばれ!」と言ってはいけない。

という記事を書きました。
うつ病の人に、「がんばれ!」という言葉をかけると、さらに抑うつ感を高め、辛い思いをさせてしまう、ということがあります。

大震災の被災者である人たちも、事情は同じです。
自分の努力ではどうしようもない状況におかれたとき、「がんばれ!」が非常に負担になるってしまう、その事実を伝えようと思いました。
この記事は、私のブログ読者に反響を呼びました。いろいろなご意見をいただき、
さらに、
「がんばれ禁止令」を出してください。

「がんばれ禁止令」へのご意見、いろいろいただきました。

などの記事を書きました。

記事を書いているときの私は、「がんばれ!」と言ってはいけない相手は、家を亡くし、家族をなくし、なにか新たに行動を起すこともできないご年配の人だというイメージを持っていました。

だから、きっと、「がんばれ!」と言われたときに、自分の力ではどうしようもない無力感に襲われてしまう。
同時に、「がんばれ!」と言ってくれる人の期待に答えられない申しわけなさを感じて、ますます苦しくなる、という考え方をするのだと思っていました。

「がんばれ!」と言われて、激しい怒りを感じる人がいることに、思い至っていませんでした。

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

というブログ記事に出会いました。
震災ですべてを失ったお兄さんと電話で話した内容を記事にしていらっしゃいました。

頑張ろう、頑張ろうって言うけど、
家が流されたんだよ?

と、福島の兄に電話したら、言われました。



すげぇ言われてるんだけど、CMとかで、頑張れ頑張れとか。
ちょっと気を許すと、「一緒に頑張ろう!1人じゃない!」とか言うわけ。
いや、おまえら家あるじゃん?そのCM撮ったら家帰ってるじゃんって。
仕事もあるじゃんって。
おれ、船、なくなったんだぞって。
多分、漁師はもうできないと思ってる。
もう、なーーーんもない。
どう考えたら、今、頑張れるんだよ。

「結局、他人事だろ」という怒りがあります。たしかに、TVで見ているだけの人間に知ったような顔をされるのはたまらないでしょう。

ちょっとでも頑張れる何かが、今、俺たちにあるのか?
「いや、今はこっちで頑張るから、おまえらは1年ハワイでゆっくりしてきな」
とか言われたい。
「おまえらが帰ってくるまでに片づけとくから。家も建てとくから」
とか言われたい。そしたら、俺だって頑張るよ。


じゃあ、部外者である私たちは、なにをすればいいいんだろう?

「俺たちを想って歌とか作られても今は不愉快だから、
 東京も全部流されて、それでも「頑張ろう」って言われたら、
 頑張るよ。その人の歌なら聴く。
 知らないやつに、馬鹿みたいに「頑張って」とか「大丈夫」とか言われると、
 今は正直、消えてほしくなるよ。
 募金は嬉しいよ。で、ボランティアじゃなくて、ビジネスで、仕事として、
 町を復興に来てくれた方が、こっちも気兼ねなく色々頼めて気が楽。
 正直、ボランティアに「ありがとう」とか言うのも苦痛。」


被災地の現場で生きていく人たちに、連帯や共感を抽象的に示しても、意味がないのだと思います。
具体的に、実質的に、「こういうふうにあなたを支援します」と示さなければいけないのですね。

この記事、一度お読みください。

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

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