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起承転結って、なんだろう? 

文章の構成には、「起承転結」という考え方があります。
「文章は起承転結で書け」と、国語の授業で教わったことを覚えている方もいるでしょう。
でも、実際に文章を書くときに、「起承転結では、なかなかうまく書けないなあ」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そもそも、「起承転結」とは、漢詩の五言絶句、七言絶句の構成として考えられたものです。
たとえば、「春眠暁を覚えず」という有名な言葉、眠気の言い訳みたいに使われていますが、もともとは、孟浩然の漢詩から生まれた言葉です。

  春眠不覚暁(春眠暁を覚えず)
  処処聞啼鳥(処々に啼鳥を聞く)
  夜来風雨声(夜来風の声)
  花落知多少(花落つることを知る多少ぞ)


この詩の「起承転結」の構成を考えてみると、
「起」は、導入部。どんな世界観で、どんなことを詠もうとしているかを提示します。
「春は早起きができなくて、起きたのはすっかり夜が明けてからだった」
「承」では、導入部で語ったことをさらに補足します。
「いろんなところで鳴いている鳥の声が聞こえてくる」
「転」では、「起承」から来た物語をガラッと変えてみます。読者の意表を突いて、新しい展開を示します。
「そういえば、昨夜はずっと風雨の音が聞こえていたなあ」
「結」は、物語の締めくくり。結論や作者の感慨を示します。
「花ももう、ずいぶんと落ちてしまったのだろうな」

「起承転結」がぴったり当てはまります。
でも、これは、定型詩だからできるこそできる構成なのではないでしょうか。
定型だから、文章は同じ長さで4つのパートに分けられます。
短い文なので一気に読めますから、文の展開がはっきり見てわかります。
(象形文字である漢字の連なりですから、中国の人には読まなくても見ただけでわかるのかもしれませんね)

一方、私たちが書こうとしている文章は、定型でもなく、見てわかる文章でもありません。
そのまま「起承転結」の構成は当てはめにくいと考えた方がよさそうです。

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